『デイ・オブ・ザ・デッド』(2008年、アメリカ)―7.0点。超B級ゾンビ映画の隠れた傑作


『デイ・オブ・ザ・デッド』(2008年、アメリカ) -85min
監督 : スティーブ・マイナー
脚本 : ジェフリー・レディック
出演 : ミーナ・スヴァーリ、ヴィング・レイムス、ニック・キャノン、マイケル・ウェルチ、スターク・サンズ
【点数】
★★★★★★★☆☆☆ / 7.0点

ゾンビ映画マニアで有名?な筆者が新年、真っ先に手を伸ばしたゾンビ映画。
パッケージから見るにクソ映画のにおいがプンプンする一本。がしかし、結論からすると予想以上に面白かった。

ジョージAロメロの傑作『死霊のえじき』のリメイクとしてうたわれている本作であるが、もはや完全にリメイクではなく、数々の傑作ゾンビ映画の寄せ集めのような作品になっていると思う。


さて舞台は、軍の演習で隔離中のコロラド州。この町出身のサラ伍長は新兵のバドと共に町内のパトロールに向かった途中、なぞの病気で苦しむ母に治療を受けさせるために病院へと向かう。すると病院は正体不明のウィルスによる症状に苦しむ住民で溢れ返っていた…。


構成としては、ロドリゲス監督の『プラネットテラー』に近く、最初の序章、じわじわと迫り来るウィルス、異変、病気、あっというまに広まるウィルスと脱出不可能になる状況からの逃亡、そして最後に明かされる陰謀などなど、ベタベタで先読みできすぎるようなストーリー。しかしベジタリアンのゾンビなど、なかなか笑わせてくれる箇所も多い。

走るゾンビとしては、『28日後』シリーズ以上に勢いよく、ときに天井をはってまで襲い掛かってくる。危機一髪で逃げる主人公の回避シーンにはなかなかエキサイティング。


むしろこれはゲームのバイオハザードの影響が強いのではないかと思えるような結末であった。(ネタバレになるので深く言及しないが、最後のラスボスのようなキャラと、最終兵器など…)


もはやゲームやってるような気分になる映画ですが、低予算でB級な作りながらも、思ったよりもよくできている。荒い駒撮りのように不自然で勢いよく迫ってくるゾンビたちの姿にはなかなかツボである。

かませ犬のような登場人物がことどとく死んでいく様子はなかなか笑えました。
時間も短くて非常に観やすいので、ゾンビ映画好きの人がさくっと楽しむには非常におなかいっぱいの作品だった。

やはりゾンビ映画はこのぐらい馬鹿馬鹿しくてベタでなければいけないですね。

Written by kojiroh

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