『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年、アメリカ)―7.5点。アメリカンコメディの新領域


『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年、アメリカ)―100min
監督:トッド・フィリップス
脚本:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア
出演:ブラッドレイ・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ、ヘザー・グラハムetc

【点数】 ★★★★★★★☆☆ / 7.5点

スターを起用せずに低予算で作られたにも関わらず、口コミなどで大ヒットしたミステリー要素もあるコメディの話題作・ハングオーバー(二日酔い)。

いかにもベタベタっぽいタイトルとアメリカンジョークな馬鹿さマックスなパッケージで、正直あまり期待してなかったが、見てみると想像以上によくできていて面白かった。

悪友4人でラスベガスへ!


さて、結婚式を2日後に控えたダグは、親友である教師のフィルと歯科医のスチュアート、そして婚約者の弟のアランと共に独身さよならパーティーで、ラスベガスを訪れて滞在する。だが翌朝、酔いつぶれていたフィル達が目を覚ますとダグは消えて、スチュは歯が一本抜け、トイレに虎が出現し、クローゼットには赤ん坊がいるという意味不明な状況に陥る。なぜこうなったのか?そしてダグはどこへ?残った三人は二日酔いの頭で必死に思い出そうとする…。

謎を解き明かしながら欲望の街・ラスベガスの町を奔走する3人。この名トリオっぷりがいいキャラしてます。スターはいない作品だが冴えている。

お下劣なアメリカンジョーク炸裂かと思いきや、なかなかシュールなギャグが多く、特にザック・ガリフィアナキスのキャラはなかなかツボ。スタンガンに実験台にされるシーンであったり、ストリッパーと結婚していたという流れが面白い。

抜けた歯の謎だったり、トラが登場したり、最後にはブラックジャックだったり、小道具や個性的なキャラが色々と揃っていて観ていて飽きない。

話の流れとしてはめちゃくちゃな方向へ突っ走るのだが、筋の通ったよくできたシナリオで、最後の最後までどういうオチが待っているか分からない。しかし最後には全ての謎が解ける。サスペンス的な意味でも楽しめる。

さらに中国人が登場したりと、カジノに金持ち中国人が出入りしていたりと、色んな場面でラスベガスの今を移している風刺性も感じられた。ベガスの警察との司法取引など、風刺的な笑いがいい。


明日に結婚式が迫った状態で、花婿を取り戻すべくあんなことやこんなことにまで手を出すが、支離滅裂なようで最後にはちゃんと落とす。

特に好きなのが、最後の最後に写真のスライドショーで見せるというオチ。これで全ての謎は解けた!ということでよく笑えるし謎解きも色々楽しめるので、アメリカンコメディの新領域を開拓した映画と言えるんじゃないか満足な一本でした。

Written by kojiroh

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