『ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬』(2011年、イギリス)―6.0点。Mr.ビーン流007


『ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬』(2011年、イギリス)―101min
監督:オリヴァー・パーカー
脚本:ハーミッシュ・マッコール
原案:ウィリアム・デイヴィス
出演:ローワン・アトキンソン、ジリアン・アンダーソン、ドミニク・ウェスト、ロザムンド・パイク、ダニエル・カルーヤetc

【点数】 ★★★★★★☆☆☆☆ / 6.0点

このバカッぷりがいい!
さて、Mr.Beenがさりげなく昔好きだった筆者であるが、香港行きのデルタ航空の飛行機の中で、香港~マカオが舞台として登場する話題の『ジョニーイングリッシュ』の最新作を見た。(飛行機の中は日本よりも映画の流通が早いのである)

さて、前作『ジョニーイングリッシュ』から8年の歳月を経て復活した本作のあらすじであるが、一度は諜報機関のエースとして活躍したジョニーイングリッシュであるが、大きなヘマをしでかし、チベットでの修行に励む日々を送っている。そんな彼に、古巣からお呼びがかかり、MI7に舞い戻ったイングリッシュは、新たな上司ペガサスから、中国首相の暗殺計画を阻止せよとのミッションを告げられ、香港へ向かうのだったが…。

さて、予想はつきましたが、案の定、馬鹿映画&クソ映画。
しかしそこがお決まりのパターンで笑いを生み出している007のパロディ感満載なこのテンションがなかなかツボ。むしろ、よくできていると思う。


ローワント・アトキンソンのこの無能で馬鹿で間抜けな捜査官っぷりが笑える。なんでこんな使えない捜査官が任務に抜擢されたのか本当に謎だが、そこ突っ込むと元も子もないが、ともかく突っ込みどころ満載の笑いをかましてくれます。シュールなようで、体を張ってくれる彼のキャラは相変わらず愛らしい。


脇役もベタベタなかんじなのだが、それはそれでいいコンビっぷりを見せてくれて安心できる。

香港人のおばちゃんの暗殺者であったり、SUSANという名前の中国人スパイであったりと、アジア系のネタを色々と盛り込んでくれて、マカオの夜景やカジノも舞台として登場するので、個人的にはかなり楽しめた。

チベットの修行のネタや、香港のおばちゃんなど、伏線が色々と散りばめられていて最後にはオチるとこなど、よくできた脚本だなとも思える内容。

飛行機の中でさくっと見て笑うにはこのぐらいの映画が最適ですね。

最後にはアトキンソンが料理を作るシーンも見れらし、丁度ミスタービーンをもう一度見たくなるような一作だった。

Written by kojiroh

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中