『エクスペンタブルズ』(2010年、アメリカ)―5.0点。豪華なスタローン集大成クソ映画


『エクスペンタブルズ』(2010年、アメリカ)―103min
監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:デイヴ・カラーハン、シルヴェスター・スタローン
出演者:シルベスター・スタローン、 ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、エリック・ロバーツ、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーetc

【点数】 ★★★★★★☆☆☆☆☆ / 5.0点

スタローン監督&主演で、全米で初登場1位を獲得してヒットを飛ばした話題作が本作。豪華キャストとスタローンの自作自演によるB級クソ映画臭がぷんぷんするこの作品に遂に手を出してしまった。

さて、あらすじは、
バニー・ロス率いる精鋭傭兵部隊・エクスペンダブルズは自らを消耗品と名乗り、その名を轟かせる最強無敵の軍団。凶悪なソマリアの武装海賊に拉致された人質を鮮やかに救出した彼らの次なる任務は、南米のヴィレーナという島国の軍事独裁政権を破壊させることだった。しかし、その依頼には危険と巨大な陰謀が待ち構えているのだった…。


よくありがちなストーリーライン。
無敵の集団が巨大な陰謀が潜む任務に手を出すことになり、手を引こうとするが、現地で出会った少女の思いに惹かれて危険な道を自ら選ぶ。

陳腐なストーリーに、スタローン流の激しい演出、アクション。
豪華キャストが大暴れするかのごとくアホほど無敵の軍団の「絶対に死なない」というベタベタな設定で敵を殺しまくる。

ランボーとかでもいつもそうだが、特にこのエクスペンタブルズはとにかくもうほんとにみんな無敵すぎだろww と突っ込みたくなる。というより筋肉ムキムキで動きも鈍くなってきているであろうスタローンがなぜあんなに最強なのかいつも不思議でしょうがない。まあ、それは突っ込んではいけないのだが、ジェットリーの小柄を利用した軽快なアクションも冴えていたり、もはや笑えるアクション大作に仕上がっていた。

大物がさりげなく脇役として存在感を発揮しているシーンなど、みどころはなかなか。

政治家を目指すアーノルド・シュワルツネッガーや、CIAの諜報員を演じるブルース・ウィルスなど、スタローンのこれまでのキャリアがあってこその映画だなと誇らしくも思えてくる。

まさにドリーム・チーム。
大ヒットしたので恐らくエクスペンタブルズ2も登場するだろう。
しかしこの手の映画は次作の劣化がかなり確定濃厚なので、一発屋で終わった方が幸せかもしれないなと徒然に思う。

Written by kojiroh

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