『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999年、アメリカ)―7.0点。POV映画の歴史的傑作


『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999年、アメリカ)―81min
監督:ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス
脚本:ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス
出演者:へザー・ドナヒュー、ジョシュア・レナード、マイケル・C・ウィリアムズ etc

【点数】 ★★★★★★★☆☆☆/ 7.0点

『パラノーマル・アクティビティ』や『REC』など近年のPOV映画の原点となった賛否両論の名作『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。パッケージの女性の顔が意味深であり印象的。ようやくここに来て今さらながら鑑賞した。

超低予算―6万ドルで制作された映画。
この手があったのか!と驚愕できる内容がそこにはあった。


◎あらすじ
森の中で行方不明になった大学生三人。事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが、森の中で発見された――。1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に通う三人の学生、女性監督のヘザー、録音担当のジョシュ、カメラ担当のマイクは、その土地に今なお残る伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」を題材としたドキュメンタリー映画を撮影するために、メリーランド州バーキッツビルのブラック・ヒルズの森に向かうのだが……。(Wikiより引用)


特に魔女が姿を現すでもなく、ただただ迫り来る謎の恐怖と、森での遭難の仲間割れと激しい感情をフィルムに納めているだけだが、細かな造詣や見せ方がホントによく出来ている。

金をほとんどかけずによくここまでやったなと。
むしろ金をかけないからこそ、この手法しかなかったというべきか。
俳優も各自、アドリブをきかせていて、恐怖が迫るという以上に、恐怖が迫っているこの3人の心の動き、衝動、歩き続けた空腹と疲労でおかしくなってゆく様が一番見所かもしれない。

ぶっちゃけ、やっぱり金をかけていないので、不気味な空気が漂いまくりな映画ではあるが、あんまり怖くなかったです(笑

やっぱ手抜きっちゃ手抜きなので、映画館で1800円払う価値がある映画ではないでしょう。騙された観もあると思います。何しろ出てくる映像が手振れで手の込んだショットはほとんどないので……。

だが本当の事件であったかのように思ってしまう本作の作りと実験性・アイディアは素晴らしいなと思う。この手の映画の一番先取になれたからこその映画で、その意味で映画史に名を刻んだ一作であることは間違いない。

新しい映画のあり方を一つ示した。
それだけでも十分見る価値のある作品だ。

kojiroh

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2 thoughts on “『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999年、アメリカ)―7.0点。POV映画の歴史的傑作

  1. 今更ながら観ましたよぉ!
    もう、ホラー映画は観ない! そう思わせる怖さでしたわ…
    (日本のホラー映画のようなのは怖くないんだけど…)

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