『インシディアス』(2011年、アメリカ)―6.5点、10年代のエクソシスト


『インシディアス』(2011年、アメリカ)―103min
監督:ジェームズ・ワン
製作:ジェイソン・ブラム 、スティーヴン・シュナイダー 、オーレン・ペリ
脚本:リー・ワネル
出演:パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、リン・シェイ etc

【点数】 ★★★★★★☆☆☆/ 6.5点

『パラノーマル・アクティビティ』と『ソウ』というゼロ年代を代表するホラー映画の生みの親の製作者2人がタッグを組み、ヒットを記録した話題の映画『インシディアス』。

ぶっちゃけ「パラノーマル~」とかあんまり趣味でもないのでそんなに期待はしてなかったが、映画ブロガーなどの評価も高いので一度見てみたいと思い、レンタルにて鑑賞。

所感、陳腐かつ効果的な音響、タイトルの出し方などが、かつてのB級ホラーの名作を思い出させる、まあまあよくできた作品だった。

◎あらすじ
3人の子どもを持つ若い夫婦ジョシュとルネ。新居に引っ越して早々、様々な不気味な現象に悩まされる。そしてある日、小学生の長男ダルトンが梯子から落ちて昏睡状態に陥ってしまう。しかし、身体のどこにも異常はなく、原因は不明のまま。屋敷自体が呪われていると考えた夫婦は、すぐに再度の引っ越しをするが、そこでも同じように怪現象は続く。もはや医者もさじを投げたダルトンを救うため、霊媒師や牧師にも助けを求めるジョシュとルネであったが…。<All cinemaより引用>

前置きが少し長いが、いつなにが起きるか分からない不気味な雰囲気はやはりさすが。ホラー映画としてのツボを押さえた、現代版エクソシストであるといえる。小道具も面白く、メトロノーム、カメラ、とにかくオカルト映画の雰囲気を盛り上げる設定が満載で、マニアにはたまらないのではないか。

そして「ソウ」のジェームス・ワンが監督だけあって、過去の秘められた謎など、トリッキーな物語構成には驚かされた。


何といっても、リン・シェイが出てきてから面白くなった。彼女のキャラの立ち方が抜群で、文句なしに彼女の演技がMVPだと思うほどはまり役。このお祓いのプロが自宅へやって来て奮闘する展開は、まさに中途半端に神父が来ては逃げて行った『パラノーマル~』の続編というか発展系のようにも思える。

こうして振り返ると、確かにキャッチコピーのうたい文句どおり、パラノーマルの自宅撮りのオカルト性と、ソウのサスペンス性が上手く融合して生まれた秀作であるように思える。ラストシーンのどんでん返し感なんかもまさに『ソウ』。ジェームス・ワンらしい映画で、安易なハッピーエンドに導かないハリウッドっぽくない所がいい。

とは言っても筆者はやはりおカルト系の映画はあまり趣味ではなかったです。まあ一見の価値ぐらいはある、好きな人はツボる映画なんじゃないか。

kojiroh

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