『ファイナル・デッドサーキット』(2009年、アメリカ)―6.5点。ベタベタに死が迫るホラーコメディ


『ファイナル・デッドサーキット』(2009年、アメリカ)―84min
監督:デヴィッド・R・エリス
脚本:エリック・ブレス
出演:ボビー・カンポ, シャンテル・ヴァンサンテン, アンドリュー・フィセラ, クリスタ・アレン, ヘイリー・ウェブ etc

【点数】 ★★★★★★☆☆☆/ 6.5点

『ファイナルデスティネーション』シリーズの初3D作品にして最大のヒット作になった一作。3Dにて、死が迫ってくる、人気サスペンスホラー映画。だが個人的にはコメディな映画で、人の死にっぷりに不謹慎ながらも盛大に笑うことができる稀なシリーズであり、全部シリーズ鑑破しようと思い、まず手にしたのが第四作。

サーキット会場で壮大なクラッシュを冒頭からフルテンションで見せてくれる。

◎あらすじ
大学生のニックは、恋人ローリたちとサーキット場を訪れ、白熱するカーレースを楽しんでいた。だがそのさなか、突然恐ろしい予知夢を見てしまう。それは、1台のレースカーによるクラッシュをきっかけに後続車が次々と巻き込まれ、コース上は火の海となり、さらに車体の残骸やタイヤが突っ込んだスタンド席も惨劇の舞台と化す、というまさに地獄絵図だった。そして、予知夢から覚めたニックはすぐさまローリたちを強引に会場の外へ連れ出すと、はたして予知夢通りの大惨事が発生する。何とか危機を脱したニックら9人の生存者たち。しかしその後、彼らは次々と怪死を遂げていく…。<All cinema引用>

とりあえずベタベタな展開。
何回かシリーズ観ている人にとってはもう鉄板の流れ。予知夢を見て、事故から逃れる。残酷な死に方から逃げられたと思いきや、次々と異変が起きる。そして死が迫ってくることに気付き、なんとか逃れようとする…。

とにかく美容室から洗車、プールの配水管まで、多彩な死のアイディアは残酷なようで斬新で笑えるほど。金がかかっているだけであり、冒頭のサーキットが爆発するところも非常に迫力がある。

ふっとんだタイヤで首チョンパな惨殺。エグイがアメリカンジョークのような。
エスカレーターにての巻き込まれ惨殺はひどく痛い。

グロくてスプラッターなんだが、それでも全体的に笑える。
特にトラックの運転手が、自らのトラックに体を引っ張られて炎上するシーンには思わず爆笑してしまった。モノが勝手に落ちたり、椅子が壊れかけていたり、ファンが落ちそうになってたり、「ありえねえだろ!?www」と毎度のごとく突っ込みたくなる。

死に方自体は今まで以上に大げさで、かつ爆笑してしまうネタが多く、エンタメ寄りになっていると思った。全体的には短くすっきり収まっているのでサクッと観れる。全然深くて重い映画でもないので、アメリカンな馬鹿な死に方を笑って見るにはいいシリーズ映画である。

だが、個人的にはイマイチ盛り上がりに欠けるところがある。
なにより死の宣告者・トニードットが出演してないのも残念。B級映画に欠かせないベタなフラグがイマイチである。死の宣告があいまいで、Googleで死の連鎖を調べただけで終わらせては、なーんかねえ。

やっぱり3Dなので映画館で観るべき映画なのかもしれない。ショッキングな惨殺死体が飛び散るようなシーンや爆発の迫力などは、やはりビデオでは体感できないのかも。その意味で、一つアトラクション的なホラー映画の一つの境地なのかもしれない。

まあ、回数を重ねるごとに、こうしたお決まりの物語シリーズは色褪せて感じるものだよねえ……。まあクソ映画なんだが、ベタさとグロさに笑えたからよしとしよう。

kojiroh

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