『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』(2010年、カナダ=米)―8.5点。パロディを越えた傑作爆笑ホラーコメディ


『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』(2010年、カナダ=米)―89min
監督:イーライ・クレイグ
脚本:イーライ・クレイグ、モーガン・ユルゲンソン
出演:タイラー・ラビン、アラン・テュディック、カトリーナ・ボウデン etc

【点数】 ★★★★★★★★☆/ 8.5点

サンダス映画祭にも出品され、コアな映画ファンを唸らせ、
「ショーンオブザデッド」以降のホラーコメディの傑作と絶賛され、爆笑させていると大好評なB級クソ映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(Tacker and Dale Vs evil』を遂に準新作レンタルにて鑑賞。

所感はずばり、腹を抱えて大爆笑でした(笑


●あらすじ
休暇を過ごそうと森へやってきた親友同士のタッカーとデイルが同じ時にキャンプに来た大学生グループに、山に暮らす殺人鬼だと勘違いされたことからとんでもない事件に巻き込まれていく。殺人は起こっていないのに、次々と死人が出て行く。<Kinenoteより引用>

冒頭からもろ、『悪魔のいけにえ』。

馬鹿っぽいチャラ大学生が田舎へ向かう。嫌なフラグが立つ悪そうな二人組み。でもめっちゃ善人。馬鹿で明るい。念願の別荘で楽しんでて、女子大生を助けたら殺人鬼に間違われ……うーん、アホな勘違い映画なんだが本当に良くできてる。徹底して脚本をパロディ交えて練っていて、めちゃくちゃ完成度が高い。

グロくて、笑えて、お色気、んで最後はGet the lady。このベタさがいいです。

デールを演じるタイラー・ラビンの馬鹿さと憎めない可愛さは、『ハングオーバー』シリーズのザックに匹敵するほど、強烈なインパクトを残す。

一番笑ったのがチェーンソーとウッドチョッパーのシーン。

『悪魔のいけにえ』のパロディすぎるのだが、チェーンソーの猛突シーンはもはや原作のレザーフェイスを越える面白さだ。さらに後者のウッドチョッパーは特に大爆笑でした。不謹慎で可哀想になるスプラッターシーンなんだが、今思い出しても笑えるほど。映画でこんなに笑ったのは久しぶり。

さらには中指薬指が紙に入れられて送られてくるシーンなんかは、もはや『ブレアウィッチ』すぎて面白い。色んな「田舎へ行って悲劇に遭遇する」ホラー映画のごちゃまぜパロディで、元ネタさえよく分からないかも。

殺人でもないのに人が偶発的に死んでゆくとこなんかは、『ファイナルディスティネーション』的でもある。

最後のオチに至るまでよくできている。単なる馬鹿映画かと思いきや、最後まで落としてくれる。まさか彼の父親が犯人だったとは……おっとと、ネタバレルのでこの編でやめときましょう。

まとめると、『最終絶叫計画』的なパロディ映画なんだけど、もはや本家の面白さを越えてしまうほどよくできたオリジナリティあるパロディだ。この2人の名コンビぶりはもう忘れられない。それほど爆笑した。口コミでもあまりにも評判いいので、続編もできることを少し期待したい。

てわけで悪趣味なことで笑える友人と一緒に盛り上がるために自宅に一本持っておいてもいいなと思える一作でした。

kojiroh

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