『ファイナル・ディスティネーション』(2000年、アメリカ)―7.0点。人気シリーズ原点にして全て


『ファイナル・ディスティネーション』(2000年、アメリカ)―97min
監督:ジェームズ・ウォン
脚本:グレン・モーガン、ジェームズ・ウォン、ジェフリー・レディック
出演:デヴォン・サワ、アリ・ラーター、ショーン・ウィリアム・スコット、トニー・トッド etc

【点数】 ★★★★★★★☆☆☆/ 7.0点

サターン賞ホラー映画作品賞を受賞し、大ヒットを記録して奇抜なホラー映画『ファイナルディスティネーション』。シリーズ化され、つねにヒットしている人気作であるが、その原点となる第一作であり、最高傑作と名高い一作。

すべてはここから始まった……。
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●あらすじ
クラスメートや教師たちとフランスへの修学旅行に心ときめかせていたアレックス。そこは離陸寸前の飛行機の中。が、その瞬間、飛行機は大爆発……。それは夢だったが、これから飛行機が実際に離陸する直前で、あまりの恐怖にアレックスは“この飛行機は爆発する!”と叫びパニックに。結局、アレックスとその混乱に巻き込まれた6人を残して離陸した飛行機は実際に爆発してしまう……。<allcinemaより引用>

相変わらずいつものパターン。予知夢を見て、悲惨な惨劇。
ギリギリで回避成功して生き延びた人々。
そして不気味な怪死が続き、怪しく警告するトニー・ドット。
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まあ、このパターンは変わりようがない。
第一作で全てを出し尽くしてしまったような一作である。後年になって3Dになったり、迫力が出ているぐらいで、物語のフォーマットは全部この一作にあり。

そして主人公のアレックスの冴えないけれど頑張るどんくささが何ともいい。あんまり主人公が冴えすぎて有能すぎるとイマイチ面白くない気がする。
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普通な人々が死を逃れようとするところが見ものである。

まあ、シチュエーション映画なので仕方ないが、このシリーズは一番最初に見た作品が一番インパクトがあり衝撃を受ける。ってわけで最新作2つを鑑賞済みの筆者にはそこまで目新しい作品ではない。

しかし循環してゆく死のスパイラル、擬人法的に動く水やキッチン道具、PC。人間の心配性や不安が具現化されて、安全な家庭内でも死が訪れる様は興味深く、そして笑える。

次の作品へ、回を増すごとにその死に様が強烈に、かつ残酷でアイディアをひねったものになってゆく、まあその原点を感じられる一作だ。

だが個人的には冒頭の飛行機墜落シーンはシリーズ最高の名シーンだと思う。
予知をした場面で、学校の一番偉いっぽい先生が、離陸に成功して歓喜して盛り上がる機内が、一瞬にして絶望に変わるあのリアリティが、なんだか笑えた。

しかしよく飛行機に乗る人にとっては恐ろしい映画であった。

飛行機って、あんな巨大なものが空を飛ぶと考えると、だれでも墜落の不安を考えたりする。

飛行機事故を逃れるというシチュエーションが、最も一般的な人々の共感を呼ぶわかりやすいテーマなんだろうなと。まあ共感性が高く以後の作品のフォーマットになる、完成度でいうとシリーズ最初にして最高傑作なのだろう。

kojiroh

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