『ホステル2』(2007年、アメリカ)―9.0点。パワーアップしたホステル第二作


『ホステル2』(2007年、アメリカ)―94min
監督:イーライ・ロス
脚本:イーライ・ロス
製作総指揮:ボアズ・イェーキン、スコット・スピーゲル、クエンティン・タランティーノ
出演者:ローレン・ジャーマン、ロジャー・バート、ビジュー・フィリップス、ヘザー・マタラッツォ etc

【点数】 ★★★★★★★★★☆/ 9.0点

HOSTEL PART2
スプラッターホラーながらもヒットを記録して急遽作られたイーライ・ロス監督の『ホステル』の続編。

前作で生き延びたパクストンが再登場するなど前作のファンとしては楽しめる正当なる続編作。そして主演が女性になり、新要素や前作の謎も明らかになり、非常に完成度が高い第二作だと思った。

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◎あらすじ
ローマに留学中のアメリカ人女子大生ベス、ホイットニー、ローナは、休暇を使ってヨーロッパ旅行に出発、プラハ行きの列車に乗る。そこで、天然スパの情報を聞いた彼女たちは急遽行き先を変更、スロバキアに向かうのだった。やがて、目的地ブラティスラヴァのホステルに到着し、町へ繰り出す3人。だが彼女たちは、ある会員制拷問殺人ゲームの餌食としてパスポート写真が世界中の金持ちたちにインターネット配信され、オークションにかけられていることなど知る由もなかった…。<All cinemaより>

被害者が前作の男から女になる。
女性を主役に添えたことで、前作以上にエロ・セクシー・グロという、この手のB級ホラーにはたまらないR18要素が勢ぞろい。ミッドナイト上映とかするには最適な、いわゆる『グラインドハウス』的な映画に仕上がっている。
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冒頭からいきなり前作のパクストンがあっという間に無残な結末になるとこなんてなかなか怖いし笑えた。(なんであれだけ首チョンパで出血してないの?w的な突っ込み)

とにかく前作では明らかにされなかった人身売買拷問組織の謎とその会員の仕組みが明らかになり、前作を見た人はより楽しめる。

嫌なフラグが立ちつつ迫る恐怖の『ホステル』。
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前作と同様にしてスロバキアの町並み、お祭り、スラムの子供。
お祭りで浮かれて楽しんでいる中で迫る絶望感が相変わらずいい。
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タトゥーを彫って殺しを楽しむ金持ちたちの視点もいい。

「I can help you」
と言って、謎に主役のローレンジャーマンに迫る気持ち悪いかんじの男であったり、組織の大ボス、カマを持って血を浴びる魔女のような女など、脇に揃えるキャラも濃厚。

特に本作の最大の目玉は、
処女の血を浴びる宙吊りのシーンであろう。
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ヘザー・マタラッツォの処女の血。
ホラーマニアのイーライ・ロス監督ならではなの残新かつ痛々しくて目を背けたくなるシーンだ。その他にも過去の色んなホラー映画のオマージュも見受けられる。

『食人族』の監督に食人させる場面なんかも面白い。
そして最後の最後でまさか●●カットになるなんて……色々と意表を突かれるシーンの連続であった。

ネタバレになるが、最後に「ナストロビア」で、首チョンパして、スラムの子供たちがサッカーに興じるところなんかは、まさに三池崇史の『不動~』だ。

さて色々と書いているが、
私が本作を一番評価している理由は、ずばり一番最初に見た『ホステル』だったからだ。1を観ようとしたら貸し出し中だったため、本作『2』から観た。なので自分の中では第一作以上に衝撃的に刻まれている一作なのであった

kojiroh

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