『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996年、アメリカ)―80点。奇想天外・逃走スプラッターB級映画


『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996年、アメリカ)―108min
監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノ、ハーヴェイ・カイテル、ジュリエット・ルイス etc

【点数】 ★★★★★★★★☆☆/ 8.0点

『グラインドハウス』でもタッグを組んだ兄弟的存在の2人、タランティーノとロドリゲスの黄金コンビによる異色のアクション映画。From dusk till dawn.

ジョーニークルーニー×タランティーノ、今思えばすごい豪華キャストである。
ロドリゲスのB級な強盗と拳銃、バーと女、そしてメキシコの世界観の集大成!
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◎あらすじ
アメリカ各地で強盗殺人を繰り広げたゲッコー兄弟は、警察の追及を振り切るべく、メキシコを目指して逃亡を続けている。牧師を辞めて放浪の旅をしていたフラーとその一家は、たまたま立ち寄ったモーテルでゲッコー兄弟に誘拐され、国境を突破するための隠れ蓑に利用される。メキシコに到着した一行は、兄弟が現地の組織の使者と落ち合う予定のナイトクラブ「ティッティー・ツイスター」で一夜を過ごすことになるが、そこは吸血鬼の巣窟と化していた。かくして、夕暮れから夜明けまで(フロム・ダスク・ティル・ドーン)の戦いが始まる・・・
<allcinema>

若き日のジョージクルーニーとタランティーノのコンビがいい。
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トランクの開け方からしても、「レザボアドッグス」や「パルプフィクション」を思い出す。

クルーニーもさることながら、出たがりのタランティーノも変態な役柄でブラックな笑いを誘う。しかしとにかくタランティーノは俳優を発掘するなと。彼の映画に関わった役者はその後出世しているような。
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ゾンビ映画のメイクアップアーティストであるトム・サヴィーニのセックスマシーン役なんかもくだらないが面白い。ハーベイカイテルも渋い演技を見せる。元牧師役と地味な役柄だがシニカルな存在感がありツボ。

ダニートレホもロドリゲス映画らしい、メキシカンの役で出演していてなかなか味がある。ロドリゲスの映画の世界観とタランティーノのトリッキーなアイディアが融合している。

ぶっちゃけとんちんかんな映画なのだが、大脱走犯罪アクションとスプラッターアクションを前半後半に分けて融合させようという発想が素晴らしく斬新。さすがタランティーノ&ロドリゲス。

てわけで面白さ的には7点ぐらいで、目新しさに+1点ってところ。

最初の10分間のユーモラスな対峙と酒屋爆破シーンが一番面白かったかもしれない。あと「ティッティー・ツイスター」到着後のメキシカンな世界観は強烈!
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とにかくプッシーとファック。下衆な言葉を連呼させ、スピード感満載の逃走スプラッターを炸裂させるノリは、B級すぎてもはや一級です。後の『グラインドハウス』の序章というか原点になる一作かもしれない。

kojiroh

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