『バイオハザードⅤ リトリビューション』(2012年、アメリカ)―96min
監督:ポール・W・S・アンダーソン
脚本:ポール・W・S・アンダーソン
製作:ポール・W・S・アンダーソン、ジェレミー・ボルト、ドン・カーモディ
音楽:トムアンドデイ
出演者:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、シエンナ・ギロリー、ケヴィン・デュランド、ショーン・ロバーツ、ボリス・コジョー、リー・ビンビン、中島美嘉 etc
【点数】 ★★★★★★☆☆☆☆/ 6.0点
実写映画版・バイオシリーズ5作目。
ミラジョボヴィッチ主演、P・W・アンダーソン監督の夫婦コンビによる新作、さらにミッシェルロドリゲスも復活、ジル役のシエンナギロリーもまさかの再登場!
まあ話題満載だが、どうせ今回もクソだろうなと思って劇場は行かなかった。
でも、やっぱりなんだか見たくなるバイオシリーズ最新作。
作るたびにヒットは飛ばすが、圧倒的な勢いで劣化していると感じているし、映画通からの評判もよくないが、絶対後悔すると思いつつもレンタル屋に並んでいたら手に取ってしまう・・・。
●あらすじ
アンブレラ社が開発したT-ウィルスが地球上に蔓延し、地球人口の大多数はアンデッドへと姿を変えていた。人類最後の希望の星であるアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)はアンブレラ社の最高機密であるオペレーション施設に侵入、自らの謎めいた過去を知り、覚醒する。滅亡の危機を引き起こした人物を探し続け、東京、ニューヨーク、ワシントンDC、そしてモスクワにまでその追跡は及び、世界中のどこにも安全な場所がない中、やがて新しい同盟軍と親しい友人たちに支えられながら、アリスは崩壊寸前の世界から脱出する。しかし、今まで真実だと思っていた全てのことを覆す驚くべき新事実が明らかになる……。<Kinenoteより引用>
結論を先に言うと、やっぱりクソだった。
クソ映画『ISO』のようなパラレルワールドでの戦い。
過去の回想か現実か分からなくなるような、過去のキャラクターの蒸し返し。地下のアンブレラ社を舞台にし、過去の最高傑作である初代を焼きなおしたような脱出劇が繰り広げられる。
バイオシリーズはどこで失敗したのか?――クローン人間を登場させた時点で、無限に登場人物の再生・再登場が可能になるので、なんつーかキャラが無敵になりすぎてまじでサバイバルゲームとしての面白みがなくなったといえる。
最初はうんざりしそうになった・・・でもいいや。これがバイオクオリティー。
ぼちぼちカネかかってるから迫力あるし。見てるうちにだんだん過去シリーズの懐かしさを感じるし、意外に5は哀愁あるな、ジル再登場でセクシーだし。エイダ・ウォンもリービンビンが頑張ってるし、全般的にセクシー美女ゾンビ映画みたい。
渋谷が舞台になるし。
中島美嘉もなにげにゾンビ役頑張ってるし、なんつーか総集編みたいなデキ。
ロドリゲス姉さんもカムバック。クローンだけど、ヒット作の名わき役ヒロインがまた派手にアクション、最後はプラーガかよw もはやゴジラ映画の定番の敵役・キングギドラみたいな扱いになりつつある。
レオン役もなんかそれっぽい。とりあえずエイダとレオンが登場してゲームのファンとしてはニヤリと。
音楽も前作ひき続きかっこいい。
トムアンドデイの電子ロックみたいな。
全般的にこのセンスはいい。Coolな音楽とスタイリッシュなアクション。さらにセクシー美女。なんでこんな薄着で谷間見せまくりでアクションしてんの?と、まあゲームだからいいでしょ!w
どんどんクソになるけどいいや。
バイオの世界観と美女が織り成すゾンビバトルを楽しめたからなっ。
(もはや見所そこしかない?w)
kojiroh