『GODZILLA ゴジラ』(2014年、アメリカ)―70点。歴代最高スペクタクル・ゴジラ


『GODZILLA ゴジラ』(2014年、アメリカ)―123min
監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:マックス・ボレンスタイン、フランク・ダラボン、デヴィッド・キャラハム、ドリュー・ピアース、デヴィッド・S・ゴイヤー
原案:デヴィッド・キャラハム(ストーリー)
原作:東宝株式会社
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙、エリザベス・オルセン、ジュリエット・ビノシュ、サリー・ホーキンス、デヴィッド・ストラザーン、ブライアン・クランストン etc

【点数】 ★★★★★★★☆☆☆/ 7.0点

2014年夏。今年最もアツいクソ映画がやってきたっ!

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ゴジラ、ハリウッドによる二度目のリメイク。今回は前回のローランドエメリッヒとは違い、かなり正統派なつくりになり、ある人は「1954年版以来最高のゴジラ映画だ」と称賛しているほど、大ヒットを記録し、さらに批評家の意見も上々で、このヒットを受けて続編かも計画されている。

出演は「キック・アス」のアーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙。監督は低予算SF「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズ。さらにブライアンクラインストンまで豪華なキャストで埋め尽くされている。

「去年のパシフィックリムを越える衝撃はあるかっ!」・・・ 期待を胸に、2014年ゴジラを映画人スタッフらと鑑賞しに池袋へ足を運んだ。


●あらすじ
1999年、フィリピン。採掘現場の調査にやって来た芹沢博士とグレアム博士が謎の巨大生物の痕跡を発見する。同じ頃、科学者のジョーとその妻サンドラが働く日本の原子力発電所が謎の大振動に見舞われ、深刻な放射能事故が引き起こされてしまう。15年後。ジョーの息子フォードは米海軍に所属し、妻と息子とサンフランシスコで幸せに暮らしていた。そんなある日、ジョーが立入禁止区域に侵入して逮捕されたとの知らせを受け、急ぎ日本へと向かうフォード。ジョーは、いまも原発事故の謎に取り憑かれていたのだ。彼は真相解明のためにはかつての実家に残る15年前のデータがどうしても必要だとフォードを説得し、2人で再び立入禁止区域への侵入を図るが…。
<allcinema>

フィリピン、日本、ハワイ、サンフランシスコ。転々とする舞台設定は、去年のワールドウォーZを彷彿させる大スペクタクル。予算が180億近い映画なので、それ相応のスペクタクルを展開してくれる。このクソ映画な雰囲気いいです。「ゴジラFinal Wars」も世界各国が舞台になっていたが、予算なさすぎとチャチな表現力でクソを超えてゴミだったが、このゴジラ2014年は徹底してて、映画館で見ると迫力がすばらしい。

てか、今回のゴジラはマジででかい。巨大。過去最大レベルじゃね?

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「Breaking bad」のブライアンクラインストンが、マジキチっぽい陰謀を追いかける頑固な親父役で、すばらしかったです。

地震と怪獣、そして大地震による被害と電力会社(原発)の隠蔽をからめて脚本されていたので、311の震災を彷彿させる陰謀があって、それが個人的にシニカルでツボだった。

そして・・・われらがケンワタナベ!芹沢博士だあ!!! 2014-08-05_165936
てかオキシジェンDestroyer関係ねえ!

でもいいんだ、ケンワタナベが画面にいるだけで、ハリウッド映画で助演レベルで出演しているだけで、わが国の誇りですからっ!

・・・とまあ、序盤は陰謀の話とマジキチな研究者との闘争があって面白かった。
最初は本当に勢いと迫力があったが、だんだんと「ガメラ」のような怪獣大決戦みたいな方向へ話が進んでなんかすごい子供っぽい映画になっていった。

初期のゴジラのような反核みたいなテーマは影を潜めたように思えた。
そしてアメリカ糞映画特有の、家族。
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ゴジラと軍隊ものと、「宇宙戦争」なテーマをごちゃまぜにしちゃったかんじ。なんとも詰め込みすぎ? てか芹沢博士いなくてもよくね?w と突っ込める内容。

主役のアーロン・テイラー=ジョンソンがどうもイマイチ。魅力がないというか、この人中心で話を作った方向性がなんとも微妙。存在感としてもクラインストンやケンワタナベの方をもっと中心としてほしかった。

つまり、本作は研究者視点ではなく、アメリカの市民(軍隊)の視点で、怪獣とそれによって荒れ狂い破壊されるアメリカを描いていて、迫力あり映画館で見るには素晴らしい作品であったが、終わってみると子供だまし的でもあったかなと。

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でも迫りくる津波や、電力会社など、311を彷彿させる、日本的なキーワードが無数にちりばめられたゴジラ映画だった。

日本ではこんな映画は作れないが、日本の先代が残したものがあるからできた映画で、それはパシフィックリムと同様。(あっちの方が革命的だったが)

ゴジラ2014年・・・うーん、これ以上特に言うべきこともなく、
鑑賞後は何も残らないけど、
今年最高のクソ映画だったぜ!ご・じ・ら!!

ケンワタナベが日本的な発音でドヤ顔でしゃべるシーンが今年MVPです、はい。クソ映画としては98点。

kojiroh

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