『ブラッド・ダイアモンド』(2006年、アメリカ)―75点。社会派スペクタクル・TIA&ダイヤモンドビジネス


『ブラッドダイアモンド』(2006年、アメリカ)―143min
監督:エドワード・ズウィック
脚本:チャールズ・リーヴィット
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー、ジェニファー・コネリー・・・etc

【点数】 ★★★★★★★☆☆/ 8.0点

2006年の作品。
監督は「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック。
アカデミー賞に5部門ノミネート。

レオナルド・ディカプリオ主演。アフリカのシエラレオネ共和国での内戦(1991年 – 2002年)を描いた、ダイヤモンド業界の暗部に光を当てた大作。

◎あらすじ
激しい内戦が続く90年代のアフリカ、シエラレオネ。愛する家族とつましくも満ち足りた生活を送る漁師ソロモン。しかしある日、反政府軍RUFが襲撃、ソロモンは家族と引き離され、ダイヤモンド採掘場で強制労働を強いられる。そんな中、彼は大粒のピンク・ダイヤを発見、その直後に起きた政府軍による来襲の混乱に紛れてダイヤを秘密の場所に隠すのだった。一方、ダイヤの密輸に手を染める元傭兵ダニーはある時、密輸に失敗し投獄される羽目に。すると、その刑務所にはソロモンも収容されていた。そして、彼が巨大ピンク・ダイヤを見つけ隠していることを耳にしたダニーは釈放後、ソロモンも出所させ、家族捜しに協力する代わりにダイヤの隠し場所を明かすよう迫る。また、アメリカ人女性ジャーナリスト、マディーに対しても、彼女が追っている武装組織の資金源“ブラッド・ダイヤモンド”の実態に関する情報をエサに、自分たちへの協力を取り付ける。こうして3人は、それぞれの思惑を胸に、ピンク・ダイヤを目指す危険な道へと進んで行くのだが…。
<allcinema>

ダニー・アーチャー、ソロモン、マディー。3人の熱演が光る。

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制作費1億ドルの大作。
その割には多くの社会問題がちりばめられ、メッセージ性の高い作品で驚いた。ダイヤビジネスの陰謀から、裏切り、偽善的なジャーナリズムも含め、最後までどう転ぶか読めない展開で、サスペンスアクションとして非常によくできていた。

ダイヤであったり、金に目がくらむようなものが、人間を闇へと誘っていく・・・その象徴としてのアフリカのダイアモンド。裏にある供給量を絞って価格を吊り上げる的なビジネス面も垣間見れて、興味深かった。

TIA―This is Africa

助演のジャイモン・フンスーの演技が特に光るが、みんないい。

それにしても、レオナルドディカプリオという俳優は、近年の重要な映画に驚くほど沢山出演しているなと。この2006年はディパーテッドで演技の新境地を見せたこともあり、記念すべき転換期だったのかもしれない。

タイタニックから始まり、アビエイター、インセプション、ウルフオブウォールストリート、ジャンゴ・・・レオ様はダーティーな役を演じ始めてからよくなった気がする。

さて、テーマ的な社会性や重さもあって、あまりもてはやされることもない一作だが、『ホテルルワンダ』に並んで、アフリカ系社会映画として再評価されるべき一作だと思いました。

kojiroh

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