『ジュラシックワールド』(2015年、米)―128min
監督:コリン・トレボロウ
脚本:リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、コリン・トレボロウ、デレク・コノリー
原案:リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー
原作:マイケル・クライトン (キャラクター原案)
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジュディ・グリア、ローレン・ラプクス、ジェイク・ジョンソン、ヴィンセント・ドノフリオ・・etc
【点数】 ★★★★★★★☆☆☆/ 6.5点
今年目玉のクソ映画!!スペクタクル。
制作費1.5億ドルで、大ヒットを記録している、スティーブン・スピルバーグ監督によるメガヒット作「ジュラシック・パーク」のシリーズ4作目。14年ぶりの新作で、スピルバーグ製作総指揮。
背景はよくわからないが、飛行機の中で発見して鑑賞した。
◎あらすじ
事故の起こった「ジュラシック・パーク」にかわり、新たにオープンした「ジュラシック・ワールド」では、ジャイロスフィアという球体の乗り物でめぐる恐竜見学や、モササウルスの水中ショーなどで人気を博していた。さらなる人気を獲得したい責任者のクレアは、飼育係オーウェンの警告も聞かず、遺伝子操作により、凶暴で高い知性をもった新種の恐竜インドミナス・レックスを作り出すが……。
さて、やってきました。リアル・ディノクライシスという感じでしょうか。
新種の生物兵器が大暴れしてくれて、お約束な展開の連続ですが、野生を見方にした主人公が奮闘します。もう最高、クソ映画要素ばかりで。
主人公とラプトルの友情なんかは、見ててベタだが面白いですねえ。
しかし科学者の美女と、その親戚の子供が遊びに来て事件に巻き込まれるとか、色々とできすぎてて、いかにもアメリカンクソ映画って感じです。
しかし、多種多様な恐竜が登場し、本当に迫力満点でした。
ジャイロスフィアなど小道具もよくできてるなと。
ビジネスとして投資していた人のヘリが落下してしまうシーンなんか、投資家の死があまりにかわいそうでした。いや、てか投資家があんな勇敢に出陣しねえだろwと、本当に色々と突っ込みどころ満載でした。
最終的に盛大にジュラシックワールドが崩壊してゆく、その流れが緊張感満載で、楽しめました。オチもベタベタですが。
だが注目すべきは、フルメタルジャケットで有名な、ヴィンセント・ドノフリオの役どころですかね。彼はいつも汚れ役だが存在感見せてくれる。生物兵器利用を企む野心、そしてラプトルとの最後のオチはベタベタですが、笑いました。
ほんと、リアルディノクライシスのスリルとベタベタに死んでいく人ばかりで笑えました。これぞクソ映画!!映画館行く価値ありますね。
世界中でヒットしていることを見ると、ジュラシックパーク映画ビジネスはまだまだ投資としても未来は明るいなと思った次第です。
kojiroh